超小型カメラで苦痛も軽減!?
胃カメラ(内視鏡)検査
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胃内視鏡検査「胃カメラ検査」ともいわれます。内視鏡を口から胃の中に入れて、先端についている超小型のカメラで胃の中の様子を直接モニター画面に映し出して観察します。
胃カメラは受けた方が良い?
胃がんの主な原因は、多量の塩分・喫煙 ・ヘリコバクターピロリ菌・多量の飲酒です。
胃の粘膜内の細胞が何らかの刺激や原因でがん細胞となることで胃がんが発生します。
胃への刺激を減らすこと、例えば塩分の取りすぎに注意したり、野菜や果物を不足しないようにするなどの配慮で胃がんリスクを下げることができます。
直径5mmのカメラで痛みの少ない検査が受けられます
技術の進歩により、内視鏡はとてもコンパクトになり、以前ほど苦しい思いをすることなく検査が受けられるようになりました。
当院では直径5mmの内視鏡を採用しておりますので、検査の際の負担が比較的楽になりました。
内視鏡のカメラの太さの比較
(左)一般的な内視鏡
(右)当院使用の極細内視鏡
内視鏡検査(胃カメラ)で発見できる病気
検診は自覚症状が無い時点で行われることから、がんが進行していない状態で発見することが出来ます。がんが不治の病と言われたのは昔の事で、現在では早期発見、早期治療でがんはその多くが治ります。
治る段階でがんを発見するためには、定期的ながん検診が欠かせません。
検査の手順
1)胃の中を見やすくするため、胃の中にある泡を消す為の薬を飲んでいただきます。
2)キシロカインゼリー、スプレーで喉に麻酔をします。
3)専用の口当てを噛んで、胃カメラを始めます。
4)検査時間は10分ほどです。
注意事項
検査日の前日は、決められた時間までに夕食をすませ、検査当日は、食べ物を我慢し、胃の中を空っぽの状態にしておいてください(お茶や水はとってもかまいません)。
検査後はのどがしびれていますので、1時間ほどしてから、まずは少量の水を飲み、むせないようになったあとで食事を取る事をおすすめします。
ピロリ菌と内視鏡検査
胃もたれ、吐き気、空腹時の痛み、食後の腹痛、食欲不振などを「食べ過ぎ」や「ただの胃炎」と思い込んでいませんか。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんは、ピロリ菌に感染していることが多く、炎症が慢性化すると、最終的に胃がんを発症することが分かっています。ピロリ菌は、服薬による「除菌療法」で退治することができます。
ピロリ菌の除菌療法を行う前には、内視鏡検査が必要となります。除菌療法の対象となる病気があるか確かめます。
※保険診療で、慢性胃炎・胃潰瘍などのピロリ菌治療を行う時は胃内視鏡検査が必要となります。
生体組織検査
症状などによっては、症状などによっては、内視鏡の検査時に胃粘膜から直接組織を採って調べる「生検(生体組織検査)」を行うこともあります。
ごくわずかな採取ですので痛みはありませんが、小さな傷ができますので、2〜3日はアルコールや刺激物の摂取は避けてください。